離婚活動&国際再婚までの軌跡

離婚活動と言語交流Tandemを使って国際再婚を目指すブログです。

自己紹介。社会人教員時代編です。

33歳にして初めて正社員となりました。
同期と約10年も遅く社会に出ました。
相当出遅れているかと思います。
ただこの時はとにかく引きこもりから脱出できたと
いう感じがとても強く、もう悩まなくて済むんだと
嬉しく思っていました。
両親と姉もとても喜んでいたことでしょう。
私が引きこもっていたときに思ったのはやはり
引きこもりからの脱出は正社員になることでした。
フリーターでは駄目なんです。
引きこもっていた状態からフリーターになったとしても
自分自身では引きこもりから立ち直ったとは言えませんでした。
それと引きこもりからの脱出の証として結婚です。
私は33歳のときに初めて正社員になりましたが、
京大時代の同期はとっくに結婚していて子供ももういるのが
普通でした。世間的に見ても結婚の平均が確か28歳くらいだったので、
完全に出遅れていましたね。
しかしとりあえずは正社員として就職できたことが
何より嬉しかったので結婚のことは少し忘れていたような気がします。

浮かれるような気持ちで33歳の年に教員生活が始まったのですが、
ここからがまた苦難の始まりでした。
というのもやはり私自身メンタルが弱いのが影響しているのか
どうかわかりませんが、とにかく仕事ができない駄目教員でした。
授業も下手で生徒指導もできなくてとても能力不足を感じました。
優秀な先生たちは2年目から担任を任されるのですが、
私は初めて担任を受け持ったのが教員生活4年目でした。
このことからやはり上層部から仕事ができないという烙印を
押されていたのだろうと思います。
次の年の5年目には担任から降格させられたので、
やはり仕事ができないというレッテルを貼られていたようです。
もちろんそのことは苦しかったのですが、
引きこもっていたときに感じていた希死念慮は無く、
それはとても不思議でした。
言うのが遅くなりましたが、27歳からフリースクール
スタッフとなった時も希死念慮は感じませんでした。
この希死念慮がなかったのにはとても救われました。
前にも述べたかもしれませんが、引きこもっていた時には
死にたいなと常々思っていたので希死念慮がとても強かったです。
この気持ちは無くなることがあるのあろうかと不安でしたが、
フリースクールスタッフ時代も教員時代も
希死念慮は全くありませんでした。
ただこの後の人生で希死念慮がまた出てくる時がやってきますが、
それはまた後で書こうと思います。

教員生活は駄目教員のレッテルを上層部から貼られていたのですが、
生徒と触れ合うのはとても楽しく、仕事ができないながらも
楽しいこともありましたので、この時は単なる仕事のできない
サラリーマンという感じでしたね。
ここで私の心の中で引きこもりからの脱出の証として
正社員になることと結婚が重要な要素でした。
正社員になったことで一つの課題はクリアしましたが、
もう一つの課題はクリアできていませんでした。
私は33歳で教員になったので私より年下の先生たちはたくさんいて
順調に結婚していかれる方々ばかりでした。
他の先生の結婚を尻目に、私自身結婚どころか彼女すら
おらず、とてもコンプレックスを感じていました。

学校の先生という仕事はとても忙しいので、
結婚される方々は大学時代から恋人がいた
先生たちが多く、それか職場で知り合って結婚するくらいしか
選択肢がありませんでしたね。
私は就職が遅かったので給料も低く、普段がとてつもなく
忙しいので出会いもゼロなので恋人も出来ませんでした。
職場恋愛をしようにも私にも好みがあったので
なかなか良いご縁には恵まれないまま時間だけが
過ぎ去っていきました。

このままでは一生結婚できないと思い、
婚活パーティーにも出かけるようになりました。
ただここでもマッチングはするのですが、
なかなか交際まで発展せず、焦りは募るばかりでした。
そこで週末に婚活パーティーに参加するのではなく、
費用はかかりますが、
大手の結婚相談所に入会することを決めたのです。
この結婚相談所でももちろん苦戦はしていたのですが、
実は私は大学時代に薬学部の彼女がいたので、
薬剤師さんと結婚したいなと強く思っていました。
理由は私がメンタルが弱いので働いていても
またどこかのタイミングで精神の不調をきたすと
大変なことになるので、私ひとりが一家の大黒柱に
なるのではなく、お嫁さんの方も安定して働いてくれる
女性を希望していたのです。
情けないといえば情けないですし、
計算高いといえば計算赤いですし、
とにかくひとりで生き抜いていく自信はなかったので
奥さんにするなら絶対に薬剤師さんと結婚したいと
思っていました。
相談所でも薬剤師さんで探しましたし、
真剣交際を申し込んでも断られることももちろんありました。

そんな中で現在の妻と知り合ってお互いに条件も合致したので
とうとう教員生活4年目で結婚しました。
正確には教員生活4年目のときに妻と交際を始めていました。
入籍は教員生活4年目のときにして、結婚式は5年目にしました。

これで私の心の中での引きこもりからの脱出条件の
正社員と結婚の2つをクリアしたのでした。

今日はこの辺で終わりにして、
次回は薬学部時代編です。
楽しみにしていてくださいね。